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メカクレシャーマンアンソロ概要

メカクレシャーマンアンソロ-    sigrdrífa(仮)

 
世界樹の迷宮5でプレイヤーキャラとして登場するシャーマンの
男グラフィック1、通称目隠れシャーマンを題材とするアンソロです。
発行予定
2025年9月東京開催 アナザーコントロール25
原稿締め切り
2025年8月17日 23:59

応募受付締め切り
2025年4月20日 23:59


アンソロ概要
B5/表紙カラー/本文モノクロ・グレスケ/全年齢
印刷場所予定/プリントオン様
カラー口絵は四枚まで可能です。希望者がいればカラー絵あり。
絵・漫画・小説問わず(小説の方は必ずpdf書き出し可能な状態で寄稿をお願いいたします)
 
メカクレシャーマンが7割以上含まれていること
・↑こちらの条件を満たしていれば、他グラの描写大歓迎です。
・年齢、性別、職業、カラーなんでもあり
・全年齢向けのため、エログロ含めNG。この表現は?など疑問あればお気軽にお声掛けください。
・一度でも印刷用データを作成したことがある方(個人誌・アンソロ問わず)
詳細分かり次第、blue skyにてアカウントを作成し
DMで連絡を行いますが基本はメールでのやり取りでお願いいたします。
アンソロ入稿の際はパスワードありのストレージサイト使用いただき
専用フォームにて共有をお願いする予定です。


更新情報....最新:2025/04/07

2025/01/29...
2025年7月30日までに想定ページ数をお願いいたします。
装丁ページ数の前後は問題ありませんが、記載されているページ数を下回ることがないようにお願いいたします。
期日以降のご相談などありましたらお気軽にお声掛けください。
(カバー装着予定で背幅計算のため)

また、企画というほどではないのですが、
ノベルティとして着せ替えカード風のものを作成予定のため
メカクレシャーマンに着せたいお洋服の案がありましたら是非教えてください!
執筆者様のところのお子さんに着てほしい服でも構いません、具体的な衣装案などありましたら
DMやメールなどで共有いただけますと幸いです。
主催:8ハッチ( @8hatch.bsky.social )
https://83821.dou-jin.com/
PR

師匠(センセー)と弟子




吹き出る血が顔にかかる。どくどくと腕を固定するために拘束した縄が赤く染まっていく。その少し先に同じ様に赤く濡れた、しかし見覚えのある腕が落ちている。

そうしてようやく、自分の腕を斬られたのだと理解した。


「ゔァ、ンング…!!!!!!!!」

脚をバタバタさせても、“既にない”腕を使って抵抗しようとしても、その人はいつもの薄ら笑いを浮かべて血の滴る縄とはまた違う縄を取り出し、出血を止めようと切断部分をキツく絞めた。熱くて痛くて苦しくて、早く開放してほしいのに最早自分が何を発しているかさえもわからない。悲鳴すらまともに上げられてない子供(ガキ)の口に詰められた布を、更に強引に押し込める。

「まだだよ」

その声はどこまでも優しくて、しかし氷のように冷たい、悪戯をした子供のような、ないまぜになったものだ。
ふいにあたりの気温が上がるのを感じる。身を捩りながら思わずその人を見るがやはり変わらず薄ら笑いを浮かべたままだ。この人は生きているのだろうかと感じることすらある。その人の視線は自分の切断された部分を向けたまま、錬金術で発動させた炎をその人の手に巻き付かせ、

そうして、俺の腕を焼いた。



「子供の肉は久しぶりだな」

吐き気のこみ上げる嫌な臭いと、泣きすぎて割れるように痛い頭の隅でその人はまた笑っていた。悪魔のようだと思う、しかし少し前まで自分を育ててくれた神様のような人でもあったはずなのだ。綺麗で、少し火薬の匂いと血の匂いがする、すがる先にはもってこいみたいなヒト。少なくとも俺を捨てたアイツらなんかよりずっと俺を生かしてくれるって思った。
落ちた腕を大事そうに持ち上げて、俺にも見せる。つい数十分前にはまだ自分の物だったもの。

「君も食べ給え」

愉快そうにそう言う、その莠コを子供(ガキ)は睨み付ける、イカレ野郎と。口を塞がれて声さえ出ないから睨み付けるしかないのだ。
頷かない子供を前に、そうかい、とやはり薄ら笑いをそのままに、じゃあ調理をしてあげようね。鮮度が大事だ。まあ、そこの掃除は後ででも構わないから心配無用だよ。とあやすような声で台所に向かった。
腕が痛くて熱くてしょうがなかった。しかし縛られていて何も出来ないし、あんなに泣いたのに痛くてまた泣いて、抵抗する力は残っておらず机にそのまま突っ伏すしかない。突っ伏したときに血や焦げる匂いとはまた違う嫌な臭がして思わず顔を上げる。痛みと恐怖に思わず漏らしたのだと自覚して、さらに惨めになった。

生きる術が欲しかっただけだ。
黒髪に赤目で不吉で気持ち悪いと、人目に触れるなとこき使いながら結局子供を捨てたアイツらより、
本能のままに子供に食らいつく獣なんかより、
絶対に長生きしてやると思ったんだ。野垂れ死ねと望んだ奴よりも長く。
だから多少厳しくてもその莠コの傍にいるのは生きるために必要な事だと思った。片腕のない子供を雇ってくれたり守ってくれるところなどどこにも居ない。しかも曰く付きと言われたおまけ付きだ。だから、致し方なくこの人しかいないし、この繝偵ヨも子供に何かを見出したのだと、思う。

裏切りではない、多分、何となくだが、面白いから、試そうとしてるだけなのだ。少しだけ一緒に過ごしただけでもそう感じた。そうであってほしかったとも思う。試練のような、そう言うものだと。

「ほら、これなら食べやすいだろう」

差し出されたのは煮込み料理だ。言うまでもないが使われているのは子供の腕の肉だと、おもう。
君のぶんだよ、楽しそうに笑うその繝偵ヨに背筋が震えた。いいやこれは出血のしすぎで身体が冷えているのか?それすらもわからなかった。悲惨だな、これの掃除は骨が折れるね。とあたりを見回すその莠コを睨む。誰のせいだ。
煮込み料理の乗った皿を血だまりの中の、子供の目の前に置く。

「好き嫌いなどせずに残さず食べ給え。それを食べないと次の飯はないよ」

イカレ野郎。何度目かもわからない悪態を布を取り上げられすぐにつぶやいたが、掠れて音にすらならなかった。その莠コはまた笑った。

悪魔のお気に入り




悪魔は笑う


「この量をもう覚えたのかい。無理難題を突きつけて出来なければ泥だらけのその足を炙ってやろうと思ったのに、残念、よく出来ました。君は頭の出来が周りの子供と違うらしい。人間扱いされなかった理由も頷けるな」

悪魔は笑う

「ああ、目も顔も真っ赤。ふふ、そんなに白眼も真っ赤に染めたら……本当に君は化け物みたいで可愛らしいね。そんなに痛かったのかい。唇も真っ赤だ、歯が折れているかもしれないね。ほら、治療をしてあげよう」

悪魔は笑う

「左腕は塞がってきたね。頼んでおいたものもそろそろ出来上がる頃だろう。ほら、君が待ち望んでいた腕だよ。欲しかったのだろう。家畜のように皿に顔を突っ込んで食事をとる君のことを見るのも飽きてきたからちょうどいい。よかったね」


今だから思うが、この人は人間のことを愛玩動物か何かと同等だと考えているに違いない。でなきゃガキの頃の俺が犬猫用の石鹸で身体を洗われた理由が思いつかない。嫌がらせの線もあるが、俺を育てて数年後に人間様用のシャンプーや石鹸の存在を知ったのだから、多分本当に素でやってたんだろう。
義手がなかった頃に口でペンを咥えて文字を書くことは慣れさせられたし、左右どちらの手でペンを持っても文字を書くことはできるようになった。片方ができなきゃ出来る片方を外されたり切り落とされたから覚えざるをえなかったわけだが。
家の書庫の本の内容はページ数も行数も一字一句も覚えているし、いつ使うんだっていう知らねえ国の言語だっていくつも話せるようにさせられた。その行為に意味があるかどうかなんか教えてもらえないのに、だ。
犬猫よりもすこし知能のある、心があって言語が喋れる生き物の育て方を知らないそいつは、今日も気色悪い笑みを浮かべながら、間違いを教えるんだ。


悪魔のお気に入りも大変だよなあ。

アメア



アメア

バード
所属ギルド◆煙水晶
168cm/21歳/女
一人称
◆あたし
二人称
◆きみ、あなた
好き
◆フルーツ、メイク、おしゃれ、誠実な人
嫌い◆酒、軟派な人

「だ、だって…、初めてで、こ、こわくて、あなたみたいに真面目そうな人なら、大丈夫かなって、おもったのよ」

「喉が掻き切れたって、歌うのやめてなんかあげないんだから…!」

「ねえ!もうやめて!無理よ、こんな…っ!だって、さっきの子もあたしと歳そんなに変わらない子よ、なんで、なんで平気で殺せるのよ!」


そこそこに美人で、そこそこに歌が上手く、そこそこに踊りが上手い、
学はあまりなく、不真面目な態度やズルなどが嫌いて、効率の良いやり方などもわからない、上手く生きれないバード。
母親からの反対を押し切って半ば家出の形でエトリアで踊り子として仕事をしていたが、生活が厳しく貧乏生活に耐えられなかったため、踊り子仲間のコミニュティとして話題に上がっていた中年男性との金銭援助を通した交流(いわゆるパ●活)に手を出さざるをえないといざその場にいた真面目そうな男(セイオズ)に声をかけたところ、数時間に及ぶ説教をされたあげく、生活が厳しいならと世界樹探索に誘われ、誘われるままに、パ●活の汚名も果たすためにギルド加入。
空気が読めないわけではないが、不誠実な態度や軟派な行いが嫌いで、
踊り子のコミュニティ内の軟派な男性にも冷たく当たっていたため、少し「面倒な子」扱いをされていた。
ギルド加入したはいいが、後加入したマボロが非常に苦手なタイプなためだいぶ後悔していたとか。

ウィスルの素直だけれど少し真っ直ぐすぎるところに共感し、また、女の子らしいファッションが気になっているところをいじらしく思い、たまに一緒に出かけている。
ウィリンのことは事情を察してから正直軽蔑をしたし、自己勝手な行動が多い箇所にも非常に怒りを覚えることが多いが、自分自身の不器用さも重ねてしまい、少しずつでもたまに話しかけるなどの意識をしている。
セイオズをそういう意味で誘ったが特に好みというものもなく、ただギルドの最年長として心労が絶えない中もきちんと周りを見てくれて治療してくれる面倒見の良さに非常に感謝をしている。

マボロに関しては好感度はマイナスのまま動かないが、大火傷を負っても前線で戦い続ける強さに関しては尊敬をしているとか。また、新たな歌の歌詞の意味やルーツなどがわからない時に教えてくれるのも彼で、好感度はそのままではあるが嫌悪感を露わにすることは徐々になくなってきている。

ギルド解散後は今後も踊り子として生きるが、母親と向き合ってみたり、戦いを通じて上がった踊り子としての技術を生かすべく、将来に対して前向きに動き始める。
他人に迷惑がかからない程度のズルも少し覚えた。

(マボロを除く)ギルドメンバーとはその後も手紙のやりとりをしている。


◆過去◆

父親が浮気症で、度重なる知らぬ女との不倫がきっかけで両親が離婚した。
そのため、軟派で女遊びをしている男の悪口を母親からも散々聞かされていたし
自分自身も非常に嫌悪感を抱くようになっている。
幼い頃街の祭りで見た踊り子が忘れられず、踊り子として生きることを夢見るが、
真っ当な、普通の仕事をして、普通の結婚をと母親に諭され、
夢を諦め切れずにエトリアへと足を運ぶ。

だが、実際自分が思っていた以上に踊りも歌も未熟であったと自覚し、
練習を重ねるも、仕事として続けるには愛想も足らずチップがもらえないことで生活が苦しかったとのこと。



セイオズ



セイオズ

メディック
所属ギルド◆煙水晶
177cm/43歳/男
一人称
◆私
二人称
◆お前、貴様
好き
◆勉学、機械、貯金、筋トレ、(児童書)
嫌い◆怠惰、カースメーカーの力

「私は医者だ。もちろん仕事でやっている以上報酬は必要だが、同じギルドの人間の治療は元の仕事内容に含まれている。そう言うことにしろ」

「ウィスルを洗脳し利用したとして、貴様の鬱憤が晴れることは一生ないだろうな。人間の欲深さはウィリン、貴様本人が自覚しているだろう」

「……貴様ら、そこに座れ」


ハイラガードとエトリアの中間あたりにある街の病院で働いていた真面目な医者。
無表情かつ消えないクマにより見た目は子供などには初見怖がられるが、
腕はよく患者にしっかりと向き合ってくれている姿勢から、非常に評判はよい。
加えて、子供からの評判を払拭すべく子供に人気な児童書を勉強がてら読んで
男のロマンたるものに少し弱い一面を見せたりとなんだかんだじわじわと子供にも人気が出ている。
だが、名も無き流行り病で大勢の人間、特に老人や子供が病に臥せてしまう。過去に論文で読んだエトリアの世界樹の中にある薬草を求めてエトリアに来た。

ギルドを組む相手は少しは選んだが、
エトリアに来た時に不安そうにしながらも金銭目的で誘ってきたアメアに数時間の説教をした後、世界樹でバードとして生きていくなら多少生活は落ち着くし宿も見つかるだろうと提案を元に、(ギルドメンバーが見つからず暗い顔をしていた)ウィスル達に声をかけてギルド煙水晶の仲間入りを果たす。

ギルド内では医者としてはもちろん保護者としても面倒見が良く、かつ心労が耐えない日々を送っていた。後半では特に。
トラブルや喧嘩ばかりのウィリンとマボロに特に手を焼いており、各々の自己勝手な生き方に辟易するもウィリンの過去やマボロの義手の処置を行なっていく中で、自分を含め世界樹に挑む者の歪さを実感していた。

ウィリンによるウィスルへの洗脳にいち早く気づいたのもセイオズであり、ずっと使うことを拒んでいた呪いの力を使い、ウィリンの呪いを上書きすることでウィスルの洗脳を解いた。カースメーカーの力を今後使う予定はない模様。

薬草は無事見つけることができ、流行病の改善も進んでいるとのこと。
病院に備わっている研究施設との連携や世界樹突破の功労もあり、次期院長との話もかかっているとか。
不健康そうに見えないように、という意もあるが医者として健康を維持をするために筋トレや体力づくりは欠かさないため、年齢の割にがっしりとした体型をしている。(そして性欲が強い)体術の心得もあるのか、軽率に喧嘩を売って叩きのめされる人間も少なくない。問題児二人の喧嘩がヒートアップした時は激痛チョップが入ることがある。



◆過去◆
カースメーカーの血を引くものが多い家系で生まれ、自身もその一人だった。
呪いの力や洗脳などの教えも説かれたが、
重宝されながらも恐れられ、人を惑わす力を使うことをセイオズは拒絶し、
それよりも人を助ける力を使いたいと医療の道へと進んだ。
両親は勿体無いと言うだけで無理強いはされていない。

過去に一度、恋人が近隣の森の魔物に襲われそうになった際、呪いの力のコントロールができず、恋人さえ呪ってしまった。(軽傷で済んだものの、呪いの力を恐れた恋人に罵倒されてフラれた)

代々カースメーカーの血を引くものは毛髪が白く、老けて見えるのを避けるため
染髪剤を定期的に施していたが(カスメ解禁まで眼鏡メディ)ところどころの白髪として見え、かえって目立っていた。
カースメーカーの鐘をエトリアが解禁してから、染髪剤やカースメーカーとしての姿を抑えることが難しく、もはや諦めたとのこと。


私(8ハッチ)がセイマボってやってるやつはセルフ二次創作だと思ってください

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